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B,C型肝炎の在宅自己注射、制限を緩和


インターフェロン治療が必要な肝炎患者が自宅で薬を注射できる機会を広げるため、厚生労働省は2月1日の中央社会保険医療協議会(中医協、会長=土田武史・早稲田大商学部教授)の総会で、在宅自己注射に関する制限を今年4月から緩和する方針を示し、了承された。これまでウイルス性のC型肝炎患者だけが対象だった自己注射を一部のB型肝炎患者にも認め、2週間に1回の通院を月1回に緩和する。

 日本肝臓学会などによると、慢性肝炎の治療にはインターフェロン治療と抗ウィルス剤が重要な薬剤とされている。
 
 現在、C型慢性肝炎の患者は2週間に1回の外来通院により、インターフェロンアルファ製剤を自宅で注射することができる。

 しかし、B型慢性活動性肝炎にも在宅自己注射を認める必要性や、遠隔地の患者にとって2週間に1回の通院は負担が大きいことなどが関係学会などから指摘されていた。

 このため、厚労省は患者の利便性などを考慮し、インターフェロンアルファ製剤に関する「在宅自己注射指導管理料」の対象疾患として、「HBe抗原陽性で、かつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症」を加えることを提案した。
 また、2週間に1回の外来診療は求めないことにした。患者は月に1回通院すれば、在宅自己注射が可能になる。

 このほか、「グリチルリチン酸モノアンモニウム・グリシン・L‐システイン塩酸塩配合剤」を在宅自己注射の対象注射薬とした。


Author : 医療介護情報CBニュース    2008-02-02