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運動能力が向上した

瞬発力と耐久力を向上させるにはどうしたらいいのでしょうか?

100mの短距離競走では、10秒を切る争いが熾烈を極めています。この時に必要とされるのが瞬発力です。反対に42.195kmのマラソンのような長距離走で求められるのが、耐久力です。使われる筋肉も瞬発力では速筋がフル稼働し、耐久力では遅筋というゆっくりとした動作向きの筋肉が求められます。問題は、単に筋肉を鍛えるだけの話ではなくて、それを支える血液循環や骨そのものの強化です。それには肝臓・腎臓の強化が密接に絡み、それらが向上するにつれて新陳代謝が盛んになり、運動能力も向上していきます。この理論は漢方の世界では、昔から知られているものです。

瞬発力と耐久力は、肝・腎機能と関係がありますか?

大いに関係があります。肝・腎機能を強化させることで、長時間の耐久力がつき、運動能力が明らかに向上することが分かっています。直接的にも肝臓には筋肉の成長と増進を促す効果がみこまれますし、腎臓には骨とそれを支える筋を強化することが知られています。老廃物をすみやかに体外に排出し、酸素や栄養を細胞の隅々にまで送り届ける血液循環がスムーズに行われるように、新陳代謝を活発化させるのも、肝臓・腎臓機能の大きな役割なのです。
新陳代謝の質を向上させて、トレーニングのサポート効果を強化できるかどうかの実験を競走馬のサラブレット2頭使って、行ったことがあります。漢方養生研究所で開発した養生食品を1週間ほど飲ませ、肝機能と腎機能への影響を調べる実験です。まず、養生食品を服用する前に、正確な効果を確認するため、カフェインを含む30種類以上のドーピング検査を我が国では最高の検査機関である「日本理化学研究所」にお願いし、2頭ともまったく問題がないという合格のお墨付きをもらいました。
実験は1頭は日本中央競馬場で、他の1頭は関東地方競馬場で行いました。まず、獣医師の監視のもとで養生食品をサラブレットに飲ませました。その結果は、期待していた以上の驚きに近いものでした。それは、歩幅が大きく伸びたことで、単に走り続けて耐久力をつけるといった従来の方法では考えられないものでした。
競走馬というのは、レースを全速力で走った後には尿酸値が上昇します。それらを排出しないと筋肉の痛みが発生しやすくなります。そこで利尿剤を注射するのですが、すると腎臓への負担が大きくなり、病気に罹りやすくなったり、体力回復に時間がかかったりします。養生食品をレース前に服用することで、血中の尿酸値が正常値に保たれていることも分かりました。利尿剤の必要はなく、疲労回復にかかる時間が大幅に短縮したことも、大きな成果でした。
今回のようにサラブレットを使った実験だと「動物だからそういう結果が出ているのだ」と言われそうですので、今度は人間で調べてみようということになり、箱根駅伝の名門チームに手伝ってもらって養生食品を1週間ばかり服用してもらいました。詳細なデータは省きますが、ほとんど全員が運動能力の向上を実感し、走った後でも筋肉痛もなければ疲労回復も早いといった結果が出ました。その後、卓球選手、マラソン選手、アイスホッケー選手と、次々に養生食品を採り入れてトレーニングを行うことで、その有効性が実証されました。
実は、肝臓と腎臓機能を強化することによって、運動能力や持久力を増強することができるのは、中国に古くから伝わる漢方養生学の基本的な理論となっています。

「温故知新から温故創新へ」出典紹介

黄帝内経

題名:《黄帝内経》
著者:作者不詳
現存する中国最古の医学書と呼ばれている。
初版:公元600年
第1次改訂版は唐、宝応元年(公元762年)
第2次改訂版は北宋校正医書局(公元1057~1067)

外台秘要

題名:《外台秘要方》
著者:王焘
初版:唐、天宝十一年(公元752)

【漢方養生研究所は、養生学が人々の健康増進、疾病予防、闘病と回復へ応援の有効性と必要性、生活質の向上、社会の進歩への有意性に関する検証を続け、研究・開発、情報と知識の整理と普及へ引き続き努力をしています。】