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疲労回復

疲労回復には、何か良い方法がありますか?

疲労には、肩が凝る、腰が痛い、筋肉が張るといった「肉体的疲労」と、眠れない、頭が痛い、だるい、無気力といった「精神的疲労」とに大きく分けられます。軽い疲労なら体をもみほぐすような運動やお風呂に入ってリラックスしたり、栄養を摂ってぐっすり眠ることで解消されますが、ここでは肉体的疲労の回復に焦点をあててみます。 殊に運動後の疲労回復や病気をした後の疲労回復をどうしたらいいのかと考えると、すべてが肝臓・腎臓を強化することにつながっています。体内の新陳代謝を活性化させるのは、肝臓・腎臓のお得意とするところですが、綺麗な酸素や栄養を疲れた細胞にまでしっかりと送りとどけ、運動後に出てきた二酸化炭素や老廃物を素速く処理することによって、疲労の回復が早くなります。不要な老廃物をいつまでも体内にためこんでおくと、それが回復を遅くする原因となるのです。病後の回復も同様で、肝臓で悪いものを解毒し、腎臓でろ過して老廃物をできるだけ素速く体外へと排出することが、復帰への第一歩となります。

疲労回復と肝腎機能との関係を詳しく教えてください?

肝臓は、エネルギー源としてグリコーゲンを貯蔵すると同時に体内の新陳代謝を活性化させ、腎臓は不要な老廃物を体外に排泄させる大切な役目があります。運動をすると、体にとっては毒となる尿酸(プリン体)が生まれます。普通、健康な状態であれば、尿酸 は尿と一緒に排泄されるものですが、プリン体を多く含む食品やアルコールなどを過剰に摂取したり、運動のし過ぎなどで尿酸値の上昇が見られます。筋肉痛や新陳代謝の悪化を防ぐ意味でも、肝腎機能の強化は重要なポイントになってきます。   カナダのジュリー・コンカー博士が、「養生食品」を使った興味深い実験を行っています。それは、18~40歳のアスリート10名を対象に、養生食品を4週間服用してもらい、運動能力の向上が見られるかどうかを調べたものです。その結果分かったことは、運動後の心拍数が増加することと、疲労するまでの時間の延長が見られたこと、被験者のほとんどに運動能力の向上が見られたことでした。結論として、「養生食品」は、有酸素運動能力を増加させる可能性があるとしています。これは肝腎機能を保護、強化することで疲労しにくくなることを証明したものだといえます。 つまり「養生食品」を摂取することは、肝機能・腎機能を活性化するとともに老廃物の体外への排出を促進し、速い疲労回復を手助けするといえるのではないでしょうか。

「温故知新から温故創新へ」出典紹介

太平聖恵方

題名:《圣惠方》
著者:王懐隠など
初版:公元992年

外台秘要

題名:《外台秘要方》
著者:王焘
初版:唐、天宝十一年(公元752)

黄帝内経

題名:《黄帝内経》
著者:作者不詳
現存する中国最古の医学書と呼ばれている。
初版:公元600年
第1次改訂版は唐、宝応元年(公元762年)
第2次改訂版北宋校正医書局(公元1057~1067)

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