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今日のニュース
  肝がんに関するニュース/09年12.1  
     
  ・大豆は肝がんを予防できるのか?
アメリカでの研究によれば、大豆には抗肝がん効果があり、大豆にせめて5つの抗がん物質が含まれている。それに、ホルモンに関与する素因によるがんの予防効果があることも実証された。また、動物を用いた実験では、大豆はたんぱく類を抑制するのに一番効果的で大腸がん、口腔がん、膵臓がん、肺がん、肝がんなどの進行をある程度抑制することができた。また、最新研究では、大豆はビタミンCより抗がん物質ニトロソアミンを抑制する効果があると実証された。ニトロソアミンは特に肝がんの進行を促す働きがある。がん研究は、「大豆に含まれるたんぱく質のみ抗がん効果がある。醤油など以外の豆腐や、みそは抗がん効果がある」と示唆している。

・厚生労働省:果物で肝がんリスク増
厚生労働省研究班は、肝がんに関する新たな調査結果を2つ発表した。
一つ目は「メタボリック症候群関連要因と肝がんとの関連について」。調査結果としては、メタボ関連の要因では肝がんリスクが高くなり、特に「高血糖+重い体重」は肝がんを発症させる確率が高い。
二つ目は「野菜と果物の摂取量と肝がんのリスクについて」。結果としては、野菜を最も多く食べたフループは最も少ないグループより肝がん発症率が約40% 減少した。果物を最も多く食べたグループは少ないグループより肝がん発症率が約45%増加した。このことから研究班は、90%以上の肝炎ウィルスによる肝がん患者に対して「肝炎ウィルスに感染している人は、α-カロテンやβ-カロテンを含む野菜を多くとり、ビタミンCの摂取は控えた方がよい」と示唆した。言い換えると、一般に健康にいいと考えられているビタミンCなどは、肝がん患者の病気の種類や健康状態によって必ずしも健康にはいいとは限らない場合があるという。

・化学療法による治療薬の過剰投与は肝がん患者の余命を短くする
ドイツと比べて中国では、肝がん細胞を最大限に攻撃するため、肝がん患者に対する化学療法での肝がん治療薬の投与量がドイツの3倍になっており、肝がん治療薬の投与種類も単一ではないという。
一方、ドイツの末期肝がん患者の1年生存率が平均で70%以上、2年生存率が50%以上に対し、中国の末期肝がん患者はほとんど半年以内でなくなっている。
また、中国では、肝がん治療薬の過剰投与は、もともと正常であった肝機能を阻害して免疫力を低下させる可能性があると指摘されている。中国広州で行われた、100人の肝がん患者の死亡原因を追跡した調査によると、40%以上は肝機能障害によって死亡したことが分かった。

・肝がん治療法に樹状細胞療法 愛媛大学は臨床試験を始めた
記事によれば、ことしの7月から、愛媛大大学院医学系研究科は、免疫細胞の1種である「樹状細胞」を利用して肝がん治療法の免疫療法の臨床試験を始めた。
これまで肝がん治療法は、切除手術、ラジオ波ラジオ波焼灼術などが挙げられる。しかし、肝がんは再発しやすく、これらの標準療法では抑えることが難しいため、最近、この補完的肝がん治療法の免疫療法が注目されてきた。この免疫療法とは、体外で培養した樹状細胞に肝がん抗原体を結合させて体の中に戻し、リンパ球にがん細胞を攻撃させること。

Author : 東京人間    2009-12-03