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今日のニュース
  糖尿病に関するニュース/09年11.3  
     
  ・妊婦は野菜を食べ、産まれる赤ちゃんの糖尿病罹患率減
スウェーデン科学者がアメリカの雑誌「小児糖尿病」に発表した報告によれば、妊婦が野菜をよく食べると、産まれてくる赤ちゃんがそれからの1型糖尿病罹患率が低くなる。1型糖尿病は子どもと青少年に多く発症し、全糖尿病患者の約10%を占めている。科学者によると、野菜をあまり食べなかった妊婦が産んだ赤ちゃんはよく食べた妊婦が産んだ赤ちゃんより、糖尿病罹患率が2倍高くなることが分かった。
科学者らは、妊婦が野菜を食べることと産まれてくる赤ちゃんの糖尿病罹患率の関連を見出したのは初めてで、さらなるそれについての糖尿病研究が必要としている。

・おいしい糖尿病治療薬
小島至群馬大生体調節研究所長のチームはアメリカ科学誌に09年4月7日付けで、糖尿病治療上、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓の「ベータ細胞」に、甘味を感じる受容体が存在することを発表した。糖尿病治療中、甘味を感知した受容体を通してベータ細胞がインスリンを分泌したことを確認できるという。今回の研究結果によって糖分のない人口甘味料理を使って受容体に働く糖尿病治療薬を開発すれば、糖尿病治療上の大きな一歩になりそう。また、研究中に研究員らはマウスの膵臓内に島状に点在するランゲルハンス島(膵島)を取り出し、中のベータ細胞の甘味受容体遺伝子を確認し、膵島に人工甘味料を添加してインスリン分泌を増加させることに成功した。

・万有製薬は2型糖尿病治療薬「ジャヌビア®錠」の製造販売承認を取得
関係記事によれば、万有製薬株式会社は今年の10月16日に、2型糖尿病治療薬「ジャヌビア®錠」(シタグリプチンリン酸塩水和物)の製造販売を取得した。「ジャヌビア®」は当社と大野薬品工業株式会社が国内で共同開発したもので、日本で初の選択的DPP-4阻害薬で、日本では10年ぶりに新しい作用機序を持つ2型糖尿病治療薬。また、「ジャヌビア®」はインクレチンを分解する酵素DPP-4を選択的に阻害することにより、活性型インクレチン濃度を上昇させ、血糖依存型糖尿病に強力な血糖低下機能を果たすという。

・お粥で糖尿病患者の血糖値が高くなる
お粥を加熱すると、米の中の部分でん粉が炭水化物に分解されてより糖尿病患者に吸収されやすくなる。それが糖尿病患者の体内ではブドウ糖に分解されて食事後の血糖値を上昇させるという。また、お粥の血糖生成指数は69.4で、牛乳などの27.6より大幅に高い。したがって、糖尿病患者には特に朝にお粥より牛乳やヨーグルトなどを食べたほうが科学的。

・糖尿病予備軍:メタボ
糖尿病とメタボは、どちらもインスリンが効かないことで似ている病気。それに、「メタボは糖尿病予備軍」とのこともよくいわれており、これはメタボを放っておくと、糖尿病へ移行する可能性が高いという意味。
アルコールや脂っこいものの摂取過多、運動不足などの問題(糖尿病とメタボの原因)を抱えている人が多い中に、①糖尿病の疑いがある人は2210万人、②メタボ検診は40~74歳の約5600万人を対象に行われているという。
糖尿病とメタボは同じく初期に自覚症状がないため、十分に注意が必要。空腹時の血糖値をチェックすれば、糖尿病かメタボかにかかっているかが分かる。糖尿病では126mg/dl以上、メタボでは110mg/dl以上が危険という。

Author : 東京人間    2009-11-25