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今日のニュース
  がん予防に関するニュース/09年11.2  
     
  ・セレンはがんによる死亡を5割抑制
アメリカアリゾナ大学のアリゾナがんセンターのClark教授は、1312人のがん患者を13年にわたって追跡して研究を行った。結果に、毎日セレンを 200Ug摂取していたがん患者はがんによる死亡が50%減り、がんそのものの発症率は37%減ったことを確認した。うちに前立腺がんの発症率は63%、結腸がんは58%、肺がんは46%減ったという。

・日本化薬は膀胱がん治療剤の独占開発・販売権を取得
11日に日本化薬は、がん領域をターゲットとするバイオテクノロジー企業であるアメリカスペクトラム社と、筋層非浸潤性膀胱がん治療剤「アパジコン」の、 韓国以外のアジア地域での独占開発と販売権に関する契約を締結したと発表した。また、膀胱がん治療剤「アパジコン」の日本国内での開発は来年から開始するという。筋層非浸潤性膀胱がんは、筋層まで達しない表面に近い部分でできるがんで、膀胱がん全体の7割を占めるという。日本化薬によれば、日本の膀胱がん 患者数が1万5000人で、うちに筋層非浸潤性膀胱がん患者数が約1万人と予測されている。この膀胱がん治療剤である「アパジコン」は、カテーテルを使って直接に膀胱内に投与するため、安全性が高くて抗がん活性が高いのが特徴という。

・アメリカは肝がんを対象にRNA干渉治療薬のフェーズ1試験を始めた
今年の4月3日にアメリカのAlnylam Pharmaceuticals社は、「肝がんを対象に、わが会社が開発したRNA干渉治療薬の「ALN-VSP」のフェーズ1試験を開始した」と発表した。フェーズ1試験は、肝細胞がんと進行性固形がんで、標準治療を受けても病気が進行したがん患 者などを対象に、多施設共同のオープンラベル、投与量増加方式で行われているという。主なエンドポイントは、「ALN-VSP」の静脈注射における安全性 と忍容性、薬物動態としての抗がん効果を検討するなどが挙げられる。マウスの前臨床試験では、「ALN-VSP」はがんを小さくできることが確認されたことから、専門家のCharles Fuchs氏は、「ALN-VSPの前臨床試験のデータによれば、KSPとVEGFとの2つの遺伝子を同時に標的としたRNA干渉治療薬が可能。ALN-VSPに基づいたアプローチの応用は、肝がん以外のがんにも期待できるだろう」と語った。

・アメリカがん死亡率減
アメリカがん協会によれば、がん予防意識の普及の原因で1991年以降、アメリカのがん死亡率が下がってきている。同がん協会によっての「アメリカは高齢 化の進行の中でも、1991から2004年までの間にがん死亡率が年々下がっており、計13.6%下がった」との報告がある。特にタバコが原因のがんと結腸がんの死亡率は著しく低下したという。また、「がんの定期検査では、乳がんや直腸がんの死亡率も大幅に低下する」とされている。

・怒りやすい人はがんにかかりやすい
日本国立精神・神経センターでの研究によれば、怒りやすい人と攻撃性の強い人はがんにかかりやすい。同研究は、愛知県の40~59歳の95人を対象に心理テストを行い、テスト結果や、彼らの体内のがん細胞を壊死させるNK細胞の活性度を比較した。結果に、怒りやすい人と攻撃性の強い人はNK細胞の活性度が相対的低く、無口で攻撃性も強い人は特に活性度が低い。また、喫煙者は非喫煙者よりその活性度が低いという。


Author : 東京人間    2009-11-18