株式会社 協通事業のサイトへ
今日のニュース
  脂肪肝に関するニュース/09年12.1  
     
 

・脂肪肝とサプリメント

食事療法と運動療法との2つの脂肪肝治療法がかなり地味でキツイと思っている脂肪肝患者に、サプリメントを勧る説がある。サプリメントとは栄養補助剤で、脂肪肝の治療に効果があり、脂肪肝の働きを高めて自然治療力を促進するためのビタミンやミネラル、脂肪肝の脂肪の代謝を促進するためのビタミンB群、アル コール性脂肪肝に対する抗酸化作用のあるビタミンAやビタミンCやビタミンEなどを豊富に含んでいる。
これらの栄養素が多く含まれているサプリメントを摂取しながら、脂肪肝の基本療法の食事療法と運動療法を進めていけば、脂肪肝が効果良く改善されるという。
脂肪肝に効果のあるサプリメントとしてよく知られているのは、ゴマから抽出したセサミンがある。セサミンは抗酸化作用があるといわれている。

 

・創薬の研究動物 脂肪肝メダカ

最近、東京医科歯科大学と山口大学のグループは、メダカに通常の数倍の脂肪分を含む餌を与え、人間の病気と同じような脂肪肝や脂肪性肝炎を発症させることに成功した。研究中、研究員らがメダカの肝臓の変化を観察した結果に、多い脂肪分の餌を与え始めてからの12週間後に、肝臓の重さが通常の3倍まで増え、肝炎などで肝細胞が壊れたときに出る酵素も2倍以上に増えた。そして、肝細胞の様子から、このメダカは人間の非アルコール性脂肪性肝炎と同様の状態と判断された。今回の研究を、人間の病気を再現したモデル動物とし、脂肪肝が肝炎や肝硬変へ進行する仕組みの解明や脂肪肝治療薬の開発に活用できると期待されている。
また、研究はメダカに、脂肪をつきにくくする働きがあるさかなの脂肪分を高脂肪食物と同時に与え、その脂肪が肝臓で合成・分解されてほぼ健康なメダカに回復できた。脂肪肝になっているメダカを利用したこの研究は、人間の脂肪肝治療薬の選別に役立つ可能性につなげるとの期待がされている。

 

・脂肪肝の話題

非アルコ-ル性脂肪肝であった人が飲酒をした場合で、脂肪肝がみつかると、アルコ-ル性脂肪肝と診断される。したがって、アルコ-ル性脂肪肝からアルコ-ル性脂肪肝炎に進行した患者に、非アルコ-ル性脂肪肝炎患者が含まれている可能性がある。健診で見つかった脂肪肝を経過観察だけで良い状態と言い切るのは 難しくなっている。それに、現在、10%~20%見つかる脂肪肝の人に対して全員、肝生検を実施することは非現実的という実情。また、脂肪肝患者に対してどのような場合に肝生検を実施すべきかについて議論がされている。
血液検査で非アルコ-ル性脂肪性肝炎を発見することは不確実が、その発見率を高めることも検討されている。例えば、適正飲酒程度の飲酒歴や肥満体で脂肪肝などに対して血液検査で異常があった場合は特に要注意ということになる。



Author:東京人間  2009-12-09