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今日のニュース
  糖尿病の原因について  
     
 

・食べ過ぎ、運動不足、不適切な生活習慣・・・が糖尿病の原因なのか?
一般論としては、「食べすぎや飲みすぎや運動不足が糖尿病の原因」というのが正解である。しかし、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足をしている人がみんな糖尿病になっていることに限っていないのも事実である。逆に糖尿病患者で、食事制限をして毎日運動をしていても糖尿病がなかなか治らない人が多くいるのも事実である。このことから考えてみると、「食べすぎや飲みすぎや運動不足が糖尿病の原因」は不正解となる。

・糖尿病の本当の原因
糖尿病の本当の原因は「体の糖代謝の異常」との説がある。
人体内のブドウ糖が脳細胞や筋肉細胞などの必要なところに送られなかったら、血液にたまっていく。ブドウ糖とは、人が生きていくのに必要なエネルギー源で、米やめん類に含まれている炭水化物の多くはブドウ糖になる。
ブドウ糖は脳や筋肉で燃えて体を動かす。血液にブドウ糖がたまっている結果に、血糖が上がっても脳や筋肉などで燃えるブドウ糖が少ないわけで、体に必要なエネルギーが不足する。
一方、血液に大量に余っているブドウ糖は、尿に流されてしまう。これは、ブドウ糖が正しく処理されていない、言い換えると、糖が代謝されていない。この体の自然な作用が働かなくなっているのが糖尿病の事態であり、糖尿病とは「糖代謝の異常」である。

・糖代謝異常の原因
人はものを食べて体が自動的に元気になるのではなく、食べたものが栄養として体の中の60兆個の細胞に送られていないと、人は元気にならない。これは糖代謝異常をいう。細胞内に取り込まれなかった必要なブドウ糖は血液に入り込み、血糖値を上げさせて糖尿病、いろいろな合併症を起こしてしまう。
GTFの不足が糖代謝異常の原因といわれている。GTFは細胞の中に存在し、インスリンと細胞を結合させる役割を果たす。
インスリンは膵臓によって分泌され、糖代謝を助ける働きがある。インスリンは各細胞と結合して初めて役割を果たす。
一方、インスリンが細胞と結合するのはまた、細胞の表面にあるインスリン受容体に関与する。インスリン受容体は細胞のドアが開くかどうかをコントロールしており、ブドウ糖が開かれたドアから細胞内に入る。これでは糖が正常に代謝され、細胞が栄養を摂取し、体が元気になって血糖値も下がっていく。
GTFとは、そのインスリンをインスリン受容体と結合させ、細胞のドアを開くようにさせる成分である。言い換えると、GTFがないと、糖尿病本当の原因である「糖代謝の異常」が起きる。

・糖尿病治療上の問題点
今の糖尿病治療については、「糖尿の本当の原因を無視して「糖代謝の異常」を改善することに至っていない」と指摘されている。
糖尿病治療の現状:治療薬が効かないから量を増やして種類を変える。糖尿病患者は血糖値が下がってきているが、体がなかなか元気にならない。高血糖値が下がっているが、糖尿病治療薬を止めると血糖値がまた上がっていく。
糖尿病治療薬としては、α-グルコシダーゼ阻害薬やスルフォニル尿素薬がよく見られている。これらの治療薬はとにかく合併症を起こさないようにしているだけで、血糖値をコントロールして病気の進行を遅らせているだけで、糖尿病の本当の原因「糖代謝の異常」にアタックしていない。
うちに、血糖値をコントロールするのが確かに必要であるが、血糖値がなぜ上昇するかを考えたことがあるのだろうか。体は糖を代謝できていないからである。 糖尿病治療研究には、高血糖値を糖尿病の原因ではなくて糖尿病の結果として見てほしい。糖尿病本当の原因は「糖代謝の異常」である。

Author : 東京人間    2009-11-27