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今日のニュース
  糖尿病に関するニュース/09年12.2  
     
 

・中外製薬は糖尿病治療薬市場に本格参入へ

関係の記事によれば、中外製薬はこれから糖尿病治療薬市場に本格参入する。それに、新しいクラスの2種類の糖尿病治療薬が来年、フェーズ3試験に入る見通し。
12月7日に東京都内で中外製薬によって開催された研究開発説明会(糖尿病領域)では、中外製薬プロジェクト推進部が、「(糖尿病)病態の根本的治療に焦点を当て、ベスト・イン・クラスの治療薬の開発を目指す」としていることは明らかにされた。
来年にフェーズ3試験への移行を計画している2種類の糖尿病治療薬は、現在フェーズ2試験の段階にあり、インスリンの分泌を促進するGLP-1作動薬「タスポグルチド」と、糖を尿中に排出させることで血糖値を下げる経口SGLT2阻害剤「CSG452」との2つ。

 

・糖尿病患者死亡損賠訴訟:1500万円支払い判決/徳島

糖尿病治療で入院中であった藍住町男性が死亡し(当時77歳)、その原因を「担当医が糖尿病治療に必要なインスリンの投与を中止したため」とした男性の妻ら遺族3人が、徳島市の医療法人「平成博愛会」を相手取り、徳島地裁に約3600万円の損害賠償を求めた訴訟を起こした。11月30日に判決が下された。裁判長は法人側の過失を認めて約1500万円の賠償を命じた。
判決を受け、糖尿病男性の遺族は取材で「主張が認められてうれしい。謝罪してほしい」と述べた一方で、「平成博愛会」側は「(糖尿病)診療内容に瑕疵はない。納得はいかず、担当弁護士と相談し直ちに控訴したい」としている。

 

・コーラと妊娠性糖尿病の関連

最近、ルイジアナ州立大学健康科学センターの研究チームは、女性が妊娠する前に糖分を含むコーラを週に5サービング以上飲むと、妊娠性糖尿病の発症リスクが高くなる可能性があることを発見した。
研究チームは、看護婦健康調査Ⅱから13475人の女性を調査し、860例の妊娠性糖尿病(GDM)患者を10年間追跡した。結果に、月に1サービング未満のコーラを飲んだ女性は、週に5サービング以上飲んだ女性より妊娠性糖尿病リスクが22%低かったことが分かった。因みに他の加糖飲料やダイエット飲料では、この有意な関連がみられなかったという。

 

・糖尿病ビジネスパーソンの半数は「飲酒に関する指導」を守らず

最近、健康日本21推進フォーラムは、糖尿病患者の40~60代ビジネスパーソン400人を対象に実施したアンケート調査の結果を公表した。
それによると、医師の治療指示や指導について糖尿病治療薬の投与は糖尿病患者の約8割が守っていたものの、飲酒や喫煙などを守っているのは糖尿病患者全体の半数程度しかに達していなかったことが分かっている。また、部長以上の役職者では、その理由を宴席出席とする人が6割を占めたという。
具体的にアンケート調査で仕事上での「糖尿病の負担」を聞いたところ、身体面では36.8%、精神面では50.8%が「負担を感じている」(「かなり負担を感じている」「やや負担を感じている」)と回答。具体的には、「トイレが近い」(26.3%)、「仕事に対する集中力が減退した」(19.0%)などの理由が多く、「酒の席に参加しにくくなった」との回答も17.3%あった。また、糖尿病治療中に医師の治療指示や指導で守れているものを複数回答で聞いたところ、「薬の服用に関する指導」が78.8%で最も高いが、「飲酒に関する指導」が50.3%、「喫煙に関する指導」が46.2%、「食事の指導」が35.2%で半数、あるいはそれ以下にとどまった。糖尿病治療の指示などが守れない理由については、「運動するのが面倒」が48.9%、「外食時に食べ過ぎてしまう」が40.9%で、個人に原因がある回答が上位を占めた。その一方、「仕事上、宴席等に出席しなければならない」(28.8%)、「深夜まで残業しなければならないことがある」(22.0%)など、仕事上の都合も理由とされた。特に、役職が高いほど仕事関連の理由が多くなっており、部長クラス以上では「仕事上、宴席等に出席しなければならない」を挙げた人が63.0%に上った。