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今日のニュース
  インフルエンザに関するニュース/09年12.2  
     
 

・新型インフルによる脳症や重症肺炎は季節性のと異なる可能性

今月、日本学術会議によって開かれた「新型インフルエンザに関しての緊急公開シンポジウム」で、日本小児科学会新型インフルエンザ対策室森島室長は、「新型インフルエンザの合併症―急性脳症と重症肺炎」というテーマの講演をした。
インフルエンザ脳症について森島室長は、季節性インフルエンザでは1~3歳が中心で、5歳以下に多く見られるとのことを指摘した。これは、11月30日までに同学会に届け出があった新型インフルエンザによる78例の脳症では、4~10歳の患者が多く、8歳の患者を中心とされたことに対して「明らかに年齢層が違う」(森島室長が述べた)。

新型インフルエンザに伴う重症肺炎については、11月30日までに同学会に届け出があった277例に対した分析によれば、森島室長は5~10歳の子供に特に発症が多かったことを指摘した。また、発熱後12時間で呼吸困難を訴える症例もあるなど、呼吸障害が表れるまでの時間が短いとして「早期治療が非常に大切」と述べた。

 

・新型インフルエンザワクチン、季節性と併用で効果増

オランダ研究機関などのチームは動物実験を通し、新型インフルエンザワクチン効果が季節性インフルエンザワクチンによって高められることを示し、12月 23日付のアメリカ医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表している。
今回の研究では、インフルエンザワクチンへの反応が人に近いフェレットを新型インフルエンザウィルスに感染させ、「季節性インフルエンザワクチンを接種した4週間後に新型インフルエンザワクチンを接種した」予防効果と、「新型ワクチンのみ1回の接種」、「季節性ワクチンのみ2回の接種」の効果を比較した結果に、季節性インフルエンザワクチン接種を先に受けた群は「新型インフルエンザワクチンのみ」より、予防効果が高かったことが実証された。

また、免疫を示す「抗体価」は、「季節性のみ」ではまったく上がらなかったが、季節性インフルエンザワクチンの後に新型を接種した群では十分に上がったという。

 

・北朝鮮は新型インフルエンザ治療薬支援を受け 韓国に「大変感謝」

今月18日、北朝鮮に新型インフルエンザ治療薬を伝達した統一部人道支援課長金永日は、新型インフルエンザ治療薬を引き渡し当時の北朝鮮側のようすについて、「韓国側の迅速な(新型インフルエンザ)治療薬提供に、大変な感謝を示した」と公表した。関係の報道によれば、同課長を団長とした韓国側訪朝団は、18日午前に北朝鮮の開城を訪れ、新型インフルエンザ治療薬タミフルを40万人分、リレンザを10万人分北朝鮮側に伝達した。

 

Author : 東京人間    2009-12-24