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  腎臓病について  
     
 

腎臓病はいろいろな種類があり、よく見られるのは免疫傷害による糸球体腎炎、細菌の感染に関係する腎盂腎炎などがある。また、糖尿病患者や高血圧患者には腎臓病が合併することもよくあることから、腎臓病患者への検査時、他の関係のある持病をあるかどうかに注意しなければいけないことが分かった。それは適切な腎臓病治療を行うのに、根本的病因を知らなければならないというからである。
また、冬季に正常腎機能を保つことがとても重要である。これでは季節の変化によった体内環境の変化が調節され、新陳代謝や免疫システムを助けることになり、さらに腎臓病の発症率が大幅に低下することにつなげる可能性がある。

*腎臓病はどんな症状があるのか
①浮腫
瞼(まぶた)、足首などによく発症する。浮腫に尿量が少なくなる、体重が増加するなどが伴うことがよくある。重症腎臓病による浮腫の場合に、腹水や水腫や胸水(きょうすい)も伴う。
②高血圧
腎臓病検査を受けているとき、血圧の変化をも注意したほうがいい。血圧の上昇は腎臓病が進行したことを表す。
高血圧患者には、検尿を通して血圧変化とタンパク尿増減との関係に注意することが推奨される。これでは、腎臓病による高血圧か、高血圧による腎臓病のどちらを正しく判断できる。
③乏尿(ぼうにょう)または無尿
1日の尿量が400ml以下となった病態を乏尿、50~100ml以下となったのを無尿という。これによっては、体内の有害物質がいつもの排出量で排泄されなくなり、体内の水分と電解質の安定・バランスがうまく調節されなくなる。
④尿量が多い、または夜尿症
水の飲む量が多い、利尿薬を投与している、糖尿病などの素因を除いた「尿量が多い」と夜尿症は、尿細管機能の異常によったものである。
⑤頻尿
頻尿とは、尿の出る回数が多くなるが、尿量が少ないことである。
⑥血尿
血尿とは、尿に血が混入していることである。その血量が目で分かるならば、結石症や腫瘍によったものがほとんどである。それに対して目で分からないときは、糸球体疾患などによったものがほとんどである。
⑦尿中の泡が多くなる
尿中の泡の増加はタンパク尿を意味する。
⑧腰痛
多発性で重症の腰痛で、腹部や太ももの内側に広がることがありえる。また、嘔吐などが伴うこともよくある。腰痛が現れていると、血尿、腎盂腎炎、発熱、腎部の痛み、尿中白血球の増加などを心掛けよう。また、糸球体疾患の多くには腰痛が現れる。
⑨その他
食欲不振や、顔色が悪い、貧血、なかなか元気が出ないなどの症状が現れた場合は、慢性新機能障害との疑いがあり、至急に血液検査と検尿を受けることが推奨される。

*腎臓病が予防できるのか?
上述の腎臓病症状から腎臓病がとても「怖い病気」の一つであることが分かる。しかし、腎臓病は予防できるといわれている。予防法としては「水をたくさん飲む」、「塩分摂取制限」、「鎮痛剤の使用を慎重に」、「よく運動をする」、「定期検査を受ける」の5つが挙げられる。
中の「水をたくさん飲む」について
水をいっぱい飲んで尿がよく出る。これでは、腎臓などにたまっている有害物質がよりきれいに体外へ排出され、腎臓に保護作用がある。
「鎮痛剤の使用は慎重に」について
研究によれば、腎臓内にたまった鎮痛剤成分が原因である腎臓病例が少なくはない。
「よく運動をする」について
これで血圧、体重と血糖をコントロールして腎臓への負担を軽減することができる。

*特に腎臓病患者に注意してほしいこと
まずは、腎臓病が進行中の患者にはたまごを食べるのが禁忌である。腎臓病患者は、腎機能と新陳代謝作用が低下しており、体内の有害物質がよりきれいに排泄されないのがよく見られる。この状況の中にたまごを食べると、体内のたまごの代謝産物尿素が増えて病気をさらに進行させてしまう。
そして、豆類の過剰摂取に注意する。人が健康であれ、豆類が食べられて体に代謝され、最後に腎臓を通して体外に排出される。しかし、腎臓病患者には豆類を食べ過ぎると、体内の植物性たんぱく質が多くなり、それによる代謝物も増えることで、腎臓により大きな負担をかけてしまう。したがって、特に腎臓の排泄機能が低下している高齢者には豆類の摂取が禁忌となる。
また、高血圧患者の場合では、3日に血圧を1回測る必要があり、重症患者には測る回数を増やしたほうがいいと推奨される。

*腎臓病の治療について
腎臓病の治療は時間がかかり、治療薬などを投与し続けることがポイントである。腎臓病に改善効果が出ているとしても、せめて1~2年治療薬の投与などを続けるのが必要となる。
漢方による腎臓病治療はより効果的といわれているが、これでも治療に時間をかけ、腎臓病治療薬の投与を続けることが重要で、2、3回の検尿で正常と診断されても病気が治ったことを意味しない。また、腎臓病治療中に、風邪や疲労などによって病気が多発することがありえる。多発した腎臓病を悲観視したり、勝手に治療薬を止めたりすることが臨床上でよく見られるが、それでは腎臓病がさらに多発することとなる。

Author : 東京人間    2009-12-22