株式会社 協通事業のサイトへ
今日のニュース
  肝がんに関するニュース/09年12.2  
     
 

・肝がんとの闘い、1ヶ月で劇的変化

54 歳の吉村光信さん(千葉県浦安市)が肝がんにかかり、がん細胞が血管内を伝って心臓に達した。06年12月に、吉村さんはがん治療法の一つ、手術のために受診したが、「手術はできません」と主治医に告げられた。それにしても吉村さんは、「自分にベストの(肝がん)治療法は自分で探すしかない」との思いであらゆる肝がんの治療方法を試した。臨床研究段階の抗がん剤、友人が勧めた2種類のサプリメントと山芋パスタ、多種類の漢方薬、インドから伝わる伝統療法、 イメージ療法…
吉田さんは自らの免疫力を高める肝がん治療法を心掛けた。抗がん剤治療で入院している間に、「病人らしい生活」を避け、昼間は書店などで過ごして長年実践する瞑想も続けた。
こうした肝がん治療中に、吉田さんは血液検査で一度増えた白血球が減ったことで、免疫細胞療法をやめた。
抗がん剤治療を始めて約1ヶ月後に、「劇的に効いてますよ」と吉田さんの主治医が驚いた。約5センチあった吉田さんの肝がんが縮小し、心臓からもがんが消えた。その後の07年6月に吉田さんは切除手術を受け、これまでで、がんが再発する兆しは一切ない。
何がよかったのかは分からないとした吉田さんは、代替医療について「高額なものも多いが、安心が得られるなら、経済的に許される範囲で利用すれば問題ない。プラシーボ効果(心理的な治療効果)も重要です」とアドバイスした。

 

・糖尿病や肥満の予防で肝がんをも予防できる可能性

厚生労働省研究班が1996年から2006年までの間に茨城、新潟、高知、大阪の6保健所の約1万7590人の男女を対象に行った追跡調査では、肝がんになった人の8割以上はC型肝炎ウィルス、またはB型肝炎ウィルスが陽性であったが、肝炎ウィルス感染のある人でもない人でも、肥満や糖尿病の人のほうは肝がんリスクが高いことが示された。
その肝がんリスクが高くなった原因としては、「インスリン抵抗性や糖尿病などの要因が肝がんへの進展と関連しているのではないか」と考えられたが、まだはっきりと分かっているといえない。研究班は、「肥満や糖尿病は肝の炎症、酸化ストレスや脂質過酸化反応を引き起こし、肝障害、繊維化、肝硬変、そして肝がんへと進展していくと推察される」とした。
肝がん予防法の一つとして研究班はさらに、まず健康診断などの機会に肝炎ウィルス検査を受け、感染していた場合には専門医による適切な治療を受けることが重要と呼びかけた一方、「肝炎ウイルスに感染していても、肥満や糖尿病を予防することにより、肝がんへの進行を予防できる可能性がある」とした。

 

・肝細胞がん治療剤「ミリプラ」は来年に発売/大日本住友製薬

記事によれば、大日本住友製薬は来年の1月20日にて肝細胞がん治療剤「ミリプラ動注70mg」(ミリプラチン水和物)を販売し始める。
ミリプラが臨床試験では、再発率の高い肝細胞がんにおいて初回治療だけでなく、肝切除など、他の治療後に再発した症例に対しても良好な抗がん効果を示す結果が得られている。
ミリプラは、肝動注療法用として開発された脂溶性の高い白金錯体。油性造影剤のヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルへの懸濁性に優れ、肝動脈内投与後は腫瘍局所に滞留して長期間にわたって白金成分を徐放し、全身への曝露が少ないことが特徴。

 

Author : 東京人間  2009-12-29